Something about 「Our Very First Time」
続き
お互い、映画が好きという話題から、
何度も「映画を誘って」というヒントを出したんですが、中々わかってくれなかった彼。笑
今までで出会った男子と違って、彼はぐいぐい来るような感じではなかった。
それで、私が彼に
「もしかしたら草食系男子ですか?」と質問した。
回答は「ロールキャベツ男子」でした。笑
このエビゾートはなぜか印象に残った。
やはり、彼は写真通りに性格も繊細。
自分から自信が100%でないと中々行動しないタイプ。
でも大丈夫!きっと、会ったら私のことを好きになるとなぜか私は自信満々でした。笑
不要な駆け引きはなしに、ストレートで初対面のきっかけを作ろうと決めた。
私からの誘い方は非常にシンプルかつストレート。
「D(彼)はK(私)と映画いきますか?」と素直にLINEで聞いた。
予想通りに、彼の返事は「Yes」だった。
観る予定の映画の情報を全部調べて、
当日、満席で観れないのは嫌だなと思い、ネットでチケットまで買いました。
普段なら絶対しないこと。
ドタキャンされたらどうしようとかも考える余地もなかった。
彼はやはり私のその行動力に驚いた。
一般女子と違うというアピールもできたはず。笑
2016年12月11日 日曜日
午後5時。
彼と会うのはもう必定なことだとわかったから、
余計な緊張はいらない、自然で行こうと決めた。
家から出る前の時間はとても女子らしい時間でした。
どんなメイクで行くか、どんな服装で行くかを
悩んであげく、ナチュラルでいくことにした。
黒いワンピース、スカーフにショートブーツ。
ちょっと大人っぽいで落ち着いた感じ。
その時は、ロングヘアーでした。軽く巻いた。
そのまま、新宿駅に向かった。
到着まで30分は思ったより長かった。笑
彼とLINEしながら電車乗ってたら、電車遅延してたし。
正直、ラッキーだと思った。
彼より早く到着したらどうしようなどいろんなことを考えてた。
「ドキドキしてきた」とわざと彼にそんなLINEを送った。
淡い期待をさせようと思ったのです。
「オレもドキドキした」と返してくれた。
その返事に思わずに笑顔になり、かわいいと思った。
やっと、駅について、
改札に向かったときに、
一目で彼のことわかるのかなと思いながら、彼にどんな格好してるのかを聞いた。
回答もらったすぐ、
階段の下に立ってるスマホを見てる男子は彼だとわかった。
どういう挨拶しようかと考えながらも、彼の目の前にたどり着いた、
笑顔で「Dさんですか?」と彼に声をかけた。これは最初の挨拶でした。笑
その時、彼が私の声に反応して頭を上げて、私と目があった。
驚いたの目でした。
予想通りでした。笑
映画館まで歩いてる間に、二人でなんとなく会話してた。
彼は少し緊張気味で、
ちらっと見られてるのも気付いてたが、気付いてないふりをしてた。
その時の会話は正直はっきり覚えてませんでした。
映画は18時からだったので、映画開始までに時間余ったから
映画館の近くのカフェにコーヒー飲むことに。
ココアを注文した。
会話しながら、目線送ったりしてたら、
彼の耳まで赤くなっていたことがわかった。
思ったより、彼はピュアかつ繊細。
大人で落ち着いてるけど、シャイだった。
まっすぐで真面目そうな印象。
私は彼が思った通りだったのかなと思いながら、会話してた。
ほぼ、私が喋ってたけど。
彼はすごくおとなしく、優しく聞いてくれてた。
とにかく目が優しかった。紳士だった。
彼氏にしたら絶対大事にされるとわかった。
だけど、こんな優しい人間をまた傷つけるようなことしたら、
私は地獄落ちるなと逆に冷静になった。
あの日観た映画は
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」IMAX版。
映画は面白かったけど、そんなに印象に残らなかった。
映画終って、そのまま帰ろうと正直思った。
そのときに、「ご飯食べようか?」と彼から誘われた。
適当に入ったお店で、彼と食事しながらたくさんの会話をした。
彼の手相を見ました。
どんな会話したのかを全部は覚えてないけど。
とにかく、楽しかった。
初対面と思わないくらい、彼のことを全部知ってるような感じ。
「彼はとてもいい人、長く付き合うなら友達として最高かも!友達になろう」
と自分に言い聞かせてた。
新しい恋愛にはすこし不安と抵抗があった。
好きになりそうな気持ちはあったけれど、冷静に考えてみると
自分に自信がなかった。
誠実な人間のやさしさは当たり前なように受け入れることはできません。
私から与えられるものはあるのかなとなぜか後ろ向きな考え方だった。
帰りに、わざわざホームまで送ってくれた彼はステキだった。
そういうの慣れてなく、どういうリアクションしたらいいかわからないから、
振り返ることすらできなかった。
電車に乗って5分後くらいに彼からのLINEが来た。
そのLINEを読んだ瞬間に、彼の気持ちをはっきりわかった。
でも、答えられないかもね。とふんわり思って、すこし憂鬱な気分になって、
しばらく、自分からのアクションは抑えたほうがいいかもと決めた。
to be continued・・・
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